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【No.168】フィルターバブル効果2023年12月18日

フィルターバブル効果とは、コンピューターがインターネットユーザーの検索履歴やクリック履歴を学習した結果、ユーザーの興味関心に近い情報が優先して表示されること。ユーザーが意図せず多様な意見から隔離(フィルター)され、自身の考え方や価値観の泡(バブル)、つまり閉鎖的思考の中で孤立してしまう状況を示す言葉です。

これに関連する言葉として、「エコーチェンバー効果」があります。エコーチェンバー効果とは、SNSなどで自分に近い考えのユーザーとのみ交流することで、偏った思考・信念が増幅されること。狭い範囲での意見ながら、あたかもそれが社会全体の見解であるかのように感じてしまう状態を指します。

近年は検索エンジンの機能向上やSNSユーザーの増加により、こうした偏向が顕著になりつつあります。ユーザー自身も「正しい」と思い込んでいるため、そのまま情報を発信。結果としてデマが拡散され、企業にとっては風評被害や炎上につながるケースもあります。迅速な対応が求められる中でも、経緯や背景にもしっかりと目を向け、冷静な判断を心がけましょう。
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