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【No.79】二重敬語2020年1月17日

二重敬語とは、ひとつの単語に対して同じ種類(※)の敬語を二重に使った間違いをいいます。例えば「ご覧になられる」の場合、「ご覧になる」という尊敬語と「〜られる」という尊敬語が二重になっているので誤りです。丁寧に言おうとするあまりに敬語を重ねて使ってしまった結果と言えるでしょう。代表的な表現としては以下のようなものが挙げられます。
 

二重敬語 正しい表現
「ご覧になられる」 「ご覧になる」
「おっしゃられる」 「おっしゃる」
「いらっしゃられる」 「いらっしゃる」
「伺わせていただきます」 「伺います」
「社長様」 「社長」

 
気が立った状況ではこうした敬語の使い過ぎは耳障りになり、さらなるクレームを引き起こす原因にもなりかねません。正しく使えるように言い回しに慣れておきましょう。ただし「お召し上がりになる」「お伺いする」は二重に敬語を使用していますが、慣例として定着しており、例外的に使われています。
 
 
※2017年現在、敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁重語」「丁寧語」「美化語」の5種類に分類されています。

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