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【No.173】カスハラの種類③「暴言型」2024年3月11日

カスタマーハラスメント(カスハラ)には、さまざまな種類があります。この「暴言型」は、大声で怒鳴りながら言葉の暴力を振るうカスハラのこと。「馬鹿」「役立たず」「◯◯のくせに」など、侮辱的な発言や差別・人格否定・名誉毀損につながる発言が該当します。

暴言型のカスハラを受けた場合の対処法としては、まず大声が周囲の迷惑になる旨を説明し、やめるよう求めます。それでもやめない場合は、証拠として発言の内容を記録。その上で退去を求めるか電話を切りましょう。度を超えた暴言については、弁護士への相談や警察への通報も検討すべきです。

感情的になっている顧客は、暴言を発しがちです。そのような相手を刺激してしまうと、発言がエスカレートする可能性があるので、あくまで冷静に対処することが求められます。また、暴言型のカスハラは精神的な負担を強いるだけでなく、日常生活にも影響を及ぼしかねないので、従業員へのケアも忘れずに行いましょう。
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