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【No.191】マンスプレイニング2024年9月23日

マンスプレイニングとは、簡単に言うと「何かと説明したがる男性」のこと。man(男性)とexplain(説明する)を掛け合わせた造語で、相手が自分よりも知識が豊富である可能性を考えず、上から目線であれこれ説明する態度を指す言葉です。もともとは男性から女性に対する行為とされていましたが、近年では性別や年齢を問わず誰に対しても男性が見下した口調で説明する様子を表しているとされています。

専門的な教育を受けたクレーム担当者に対して、「あんたの対応は全くなってないね。こういうときはまず客に頭を下げてから……」などと、あたかも自分のほうが詳しいかのように振る舞う。あるいは「わざわざ教えてやっているんだからありがたく思え」と、横柄な態度で感謝を強要する。こうした高圧的な姿勢で上位に立とうとするお客様は、残念ながら男女問わず一定数います。なお女性が男性に対して偉そうに説明することは「ウーマンスプレイニング」と呼ばれています。

問題の核心としては、人間が生まれながらにして持っている自己中心性であり、意図的かどうかにかかわらず、自分の経験を自分の視点から考える傾向から、他の人の「知識」や「経験」を考慮せずにひけらかすときに発生します。こうした相手に対しては、あえて反論せずに受け流すこともクレーム対応のテクニックのひとつです。
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